溜まったこどもの作品をどうしようか
私の娘は現在4歳。保育園に通っています。毎日のように、保育園でつくった折り紙や塗り絵を持って帰ってきては、「これは使うから捨てないでね〜」と言いながら自分のスペースに押し込んでいます。
家でもお絵かきをしては、「これおかあさんにあげる」と言っては私の机の引き出しに溜めている作品の数々。一応、本人としては一生懸命作り、仕舞ったりあげたりしているもの。むげにはできません。しかし、その量が多すぎる。このままでは我が家は娘の作品に埋れてしまう・・!!と思い、自分なりに対応を考えましたのでここで紹介したいと思います。
作品をひとまずファイルに入れてみた
整理収納アドバイザーを取得し、我が家の書類の見直しを行ったことでいくつか「クリアファイル」が余っていました。おお、これはちょうど良い!と思い娘の作品をファイリング。ファイルしたものは、絵本が置かれている棚の中に一緒に置かれています。
「クリアファイルに入れるかどうか」という段階で、かなりの作品を取捨選択できます。例えば、同時期に同じものを何枚も描いている場合はその中の一枚だけをファイリングするなど、この段階で”整理”ができると、かなりの量を減らすことができます。
娘が一緒にいると、「やっぱりこれいる」など言ってきて労力がかかるので、娘が寝た後にこそーっと作業しました。なお、本人もどれだけの作品があったのかイマイチ覚えていないようで、このクリアファイルを見せると単純に「わーい!」とよろこんでいました。しめしめ、作品が少なくなっていることに気づいていないぞ。(ひどい母ですいません)
お気に入りの作品は飾ることに。なるべく安価で済ませたい。
幼児期のお絵かき作品ってなんだか抽象画みたいで面白いですよね。額に入れて飾ったら、どこかの巨匠の作品みたいに見えるかも!と思い額に入れて飾ってみました。
こちらは娘が2歳後半ぐらいに描いていた作品です。額に入れると”作品”っぽく見えて不思議ですね・・。右の額はいわゆる、普通の額です。近所の文房具屋さんで買いました。
そこから私の「額」への情熱がふつふつと湧き上がります。なんとか安くで色々飾りたい・・!!
そこで試してみたのが「額の手作り」。左の二つは、白い厚紙と茶色の厚紙を切って額っぽくしましたカッターと両面テープさえあれば作れます。厚紙があればぜひ。
ちなみに、これもある種の手作りの額です。茶色のマスキングテープを貼って作った「なんちゃって額」です。
こちら、保育園で作ってきた作品なのですがとっても大きいんです。四つ切(380×540)の画用紙で、これに合う額なんてなかなか見つからないし、あったとしても高そう・・。と言うことで、作ることにしました。
絵は両面テープで固定していますが、さらに端っこを固定するために紙の縁に茶色のマスキングテープを貼ります。
そこから5mmほど開けた外側にさらに茶色のマスキングテープを2枚分ぐるっと貼ります。遠くから見ると、なんとなく額に見えますよ。安価で済むのでおすすめです。
ちなみに、上の方に半透明のマスキングテープを貼って「娘の名前’s paintings」と書いています。これだけで、なんだかどこかの有名な人の作品っぽくなりました。(なお、昔いくつかこの壁に同じような作品を飾っていたので”paintings”と複数形になっています。また、娘の名前は消しています)
その他、娘が折り紙に絵を描きまくっていた時代には正方形の額が欲しいなあと思っていました。
こちらは手作りではないですが、ダイソーの木のトレーで正方形のものがあったので、中に絵を貼りトレーごと壁に貼ってみています。
木の材質なのでなんとなく額っぽい雰囲気が出て満足しています。
さらに本格的に飾りたいとき
娘のお絵かきがだんだん上達してくると、本人も飾ることに意欲を出してきます。それならばと、きちんとした額を買って飾ることにしました。
こちら、MOEBEの額です。MOEBEは、コペンハーゲンを拠点に、プロダクト・家具・インテリアを制作する北欧のデザインスタジオです。
この額はアクリル板が2枚重なっていて、それらを周りのフレームで固定する構成になっています。アクリル板2枚の間に絵を入れるので、周りに隙間があったら絵の奥側が透き通って見えるのです。絵が浮いている感じがして、なんともオシャレ!
しかも前後に絵を入れられるので気が向いた時に額を裏返して違う絵にすることも可能。我が家は毎日新しい作品が生み出される環境なので、同じ額に2枚絵を入れることができるのはありがたいです。
我が家では3つのMOEBEの額を買ってそこに娘の作品を飾っています。左上がA3、右と下がA4サイズです。あと何個か欲しいなあ。
ちなみに我が家の額はインテリアの色に合わせてオークを選んでいますが、ブラック・ホワイト・ディープレッド・ライトグレー・ペールピンクなど他の色もあるそうです。サイズ展開はA5、A4、A3。色々欲しくなって夢が膨らみます。
作品を飾りまくった我が家の悩み事
以上のように、娘の作品をたくさん飾っている我が家です。
私の目論見としては、新しい作品ができたらそれを額に飾って、代わりに額から出たものをクリアファイルに戻して・・という形で新陳代謝させようと思っていたのです。
しかし、娘は「一度飾ったものは絶対変えない」という考えをいつの間にか持っていたようで、なかなか新しい作品と変えようとしないのです。「新しい作品飾ろうよ」と私が言うと、「じゃあ額を増やそうよ」となる。おいおい、壁が全て作品を飾る場所になっちまうよ、娘。
飾るのは嬉しいのだけど、一度飾ったものを仕舞ってしまうのが悲しい。そういう気持ちのようです。
しばらく現状を維持して、それとなく新しい作品への変更を促していこうと思っている私です。